こんにちは、らくからちゃです。
色々と不便も多い出張ですが、知らない土地での色んな出会いや体験、そして出張手当と得るものも多いのも事実です。そしてホテルや飛行機などで、そこそこ大きな金額が動きます。ということは・・・
ポイント貯めたいよね!( ・`ω・´)
特に海外の出張であれば、日数も金額も大きくなるので、狙わない手はありません。次回以降の備忘録も兼ねて、各種サービスとそこで得られるポイントについて整理してみました。皆様のお役にたてば幸いです。
目指せポイント4重取り!
ポイントを貯めるには、いろんな方法があります。上手にサービスを組み合わせれば、大量にポイントをゲット出来ます!大雑把に整理すると
- ポイントサイト
- 予約サイト
- ホテル・航空会社
- クレジットカード
てな感じですな。それぞれ、実際に使ってみた感想についてまとめてみますね。
1.ポイントサイト
まずは迷わず見たほうが良いのがここ。
『じゃらん』や『楽天トラベル』といった予約サイトは、予約数が増えれば増えるほど儲かります。より多く予約して貰うために、広告料を払って宣伝していますが、受け取った広告料をユーザーに還元することで予約サイトに送客しているサイトを利用すれば、ポイントをゲットすることが出来ます。
この手のサイトは何種類かありますが、ホテルや飛行機の予約であれば、先程ご紹介した『ハピタス』が良いと思います。ポイント還元率を、比較的高い部類になると思いますし、数年間使ってきてトラブルになったことは有りません。
じゃあ、『どれくらい溜まるのか?』というと、2017-08-12現在でこんな感じ。
サイト | 還元率 |
---|---|
エクスペディア(宿泊) | 4.8% |
エクスペディア(航空券) | 0.6% |
エクスペディア(同時予約) | 1,100 |
hotels.com | 4.2% |
agoda | 3.0% |
booking.com | 2.4% |
じゃらん | 2.4% |
楽天トラベル(宿泊・航空券) | 1.0% |
Yahoo!トラベル | 270 |
『利用額に対して◯◯%』というタイプと、『利用件数に対して◯◯ポイント』というタイプが混ざっていますが、海外の予約サイトだと4%を超える還元率のサイトもあります。貯めたポイントは、1pt=1円として銀行振込で受け取れるので、使い勝手はバツグンです。
一泊5,000円の宿でも240円。海外出張だと、そこそこの期間になることもあるので、結構バカにならない金額になります。何やら8月末までキャンペーン中みたいですので、よろしければ是非!
2-1.予約サイト(ホテル)
じゃあ次に、実際にどのサイトから予約すべきか?を考えてましょう。還元率から見れば、エクスペディアを利用するのが良さそうに見えますね。
エクスペディア
エクスペディアは、マイクロソフトから1996年に独立した企業で、ネット宿泊予約サイトとしては、世界で2番目の歴史を誇る老舗中の老舗です。ホテル数でもトップクラスですし、中でも重要なのが『最低価格保証』を行っていることですね。
同じ条件で、より安い条件で予約出来るサイトがあった場合、差額×2倍を返金するという太っ腹な方針です。ということは、エクスペディアの金額が一番安いということです。
安いし、ハピタスのポイントも溜まるし文句なし!
・・・と言いたい所なんですけど、ちょーっとがっかりなのがエクスペディア自身のポイント還元率。75円につき1ポイント貰え、宿泊予約時に1ポイント1円分の値引きとして利用できます。(昔は、クーポン券との引き換えだったそうですが、今は直接値引きOKらしい。)これを還元率にすると・・・
ポイント還元率は約1.3%。
無いよりはずっとマシだと思いますが、どうせならもっとほしいですよね?(笑)
hotels.com
長期間出張するなら、がっつりポイントも貯めたい!そんな貴兄にお勧めなのがhotels.com。先程ご紹介したエクスペディアの子会社であり、最低価格保証も行っております。
何より太っ腹なのが『リワード』という制度。これは『10泊すると、過去10泊の平均価格分の無料チケットが貰える』という仕組みです。同じホテルである必要はありません。hotels.comから『リワード対象』の宿を予約すればOK。これを還元率にすると・・・
ポイント還元率は10%
どうです。いい感じじゃないです?更にハピタスで4.2%のポイントも貰えるので、合わせると14%です!すっげえええ!これを使うしかねええええ!
だが少し待って欲しい
この仕組み、10泊分貯めないと意味ないんですよね。更に最後に予約してから1年で権利がなくなります。9泊分ためてたのに、そのまま利用がなければ消えてしまった・・・。なんてことも起こります。また宿泊にしか使えず、日本ではhotels.comの使える宿も少ないので、使い勝手も良くないですね。
そこで出て来る大穴がこちら
楽天トラベル
はい、皆さんお馴染みの楽天。旅行予約とかもやってたよねー、ということで確認してみた一応、最低価格保証もしているようです(あんまり信用してないけど・・・)。そして海外のホテルなら結構ポイント還元率も良いんですよね。
ポイント還元率は海外だと5% 国内だと1%
確かに、hotels.comの還元率10%には劣ります。ただポイントとしての使い勝手は断然上。『楽天なんて使わねーよ』って人でも、edyにチャージすれば国内のコンビニですぐに使えるのはメリットですね。
どれくらいの宿泊日数なのか?旅行に行く予定はあるのか?その辺を考えて使い分けても良いかもです。
じゃらん
あれ、そういや『大手予約サイト』と言えばリクルートのじゃらんもあったよね?ということで合わせて調べておきました。国内と海外で還元率の違う楽天トラベルとは異なり、じゃらんのポイント還元率は一本固定です。
ポイント還元率2%
ただ貰えるのが、リクルートグループ各社やローソンなどで利用するPontaポイント。edyに変えられる楽天ポイントと比べると、汎用性は落ちます。じゃらんの良いところは、クーポンの配布などで、定期的に大幅な値引きをしてくれるところです。
でもさー、値引きして貰うよりも、ポイントが多いほうが良いってひともいますよね?(笑)ハピタス分のポイント2.4%とも比べて、どちらが良いかは考えどころですね。ま、その辺は『ビジネス』と『プライベート』で使い分けてみても良いかもしれませんな。
2-2.予約サイト(飛行機)
遠距離に出張に行くのであれば、当然飛行機も利用しますよね。次に、飛行機の予約はどうすればいいのかを考えてみます。まず単純にポイントだけで考えてみましょう。まあ基本的にはこの2つで良いかな?と思ったので並べてみました。
ハピタス | 独自 | |
---|---|---|
エクスペディア | 0.6 | 0.01% |
楽天トラベル | 1% | 1% |
こうやってみると、楽天トラベル優秀ですね―。国内はANA or JAL + 宿泊しかないみたいですが、海外はエクスペディアと同じように予約できます。ただポイントが良くてもお値段がアレだと・・・と思いましたので、『夏休みにグアムに行くぞ!』って感じでざっと比べてみました。
エクスペディア
楽天トラベル
金額面だとエクスペディアのほうが(やや)優秀かな?こうしたサイトは、使い勝手などもありますので、見比べてみと良い方を選ぶ、でも良いかもですね。
3.宿泊・搭乗時
予約サイトだけでなく、宿泊時に独自のサービスを設けているホテルもあります。国内であれば、『クオカードが貰える』お宿が有名ですよね。
クオカードは、コンビニでの買い物などで利用できますので、ほぼ現金還元と言ってしまっても良いでしょう。まーでも、2000円くらいまでですかねぇ。それ以上のものを予約すると、さすがに偉い人に怒られそうです。
あと、ここ最近こんなサービスもじわじわ加盟ホテルを増やしています。
『値引きじゃないよ!!キャッシュバックだよ!!』というところが、何か『分かっている』感じがしますね。さて『独自のサービス』といえば、どちらかというとポイントになるのは、飛行機に乗った際のマイレージでしょうか。
マイルの基礎基本
マイルのことについて、それほど詳しく語れるほどの知識は持ち合わせておりませんが、『最低限知っておくべきこと』くらいについて整理しておきたいと思います。
マイルとは、飛行機に搭乗した際に、移動距離に応じて貰えるポイントみたいなものです。JALやANA、ユナイテッド航空など各航空会社が独自のサービスとして行っています。
ただ『JALのマイルはJALに乗らないとたまらないのか?』という訳ではありません。世界の航空会社は、3つの航空連合と呼ばれる組織に分かれています。同一航空連合内で、乗り継ぎが良くなるように協力したりしていますが、マイル制度も手続きを共通化しています。
とだけ覚えておきましょう。加入各社で利用したマイルも合わせて集めることが出来ます。
1マイルは1円以上の価値がある
飛行機に乗っていないと『マイルがなんぼのもんじゃい!』と思うのですが、実際に『なんぼの価値があるのか?』を考えると、1マイルで少なくとも1円、考え方次第では10円以上の価値があります。細かい話は、詳しいひとのサイトにおまかせします(笑)
ざっとまとめると、『現金に近いものに変えると価値は低い』『付加価値の高いものに変えると価値は高い』ということです。『どんなに安く見ても、最低1円の価値がある』ということさえ覚えておけば良いと思います。
マイルの後付にクレジットカードは不要で超簡単
空港に行くと『マイルが貯まるクレカはいらんかぇー』と宣伝している人がたくさんいます。なんだか話を聞いていると『マイル貯めるには絶対クレカ作ったほうが良いって!!』と熱く語られるのですが、ただマイルを貯めるだけならクレカは不要です。
一番お手軽なのがコレ。ANAマイレージカード。
マイルの楽しさを発見するカード ANAマイレージクラブカード
クレジット機能なし。年会費もなし。その代わり、ボーナスマイルとかもなし。シンプルイズベストな1枚ですな。予約時に特に何もしていなかったとしても、一年以内であれば、搭乗時の情報からマイルを後付することが出来ます。
繰り返しになりますが、有効期限は1年なのでお早めに!
マイルの還元率は?
早速、出張で行ったときのマイルを登録してみたところ、こんな感じになりました。
往復64,010円の支払いで、2,868マイルになりました。単純な%にすると、 4.4%の還元率です。1マイルを幾らで考えるかにもよりますが、1マイル=2円で考えると、8.8%の還元率です。航空券に変えるだけでなく、そのままedyなどに変えることも出来ますので登録だけはしておきたいですね。
4.クレジットカード
で、最後にクレジットカード。わたしが普段メインに使っているのはこのカードです。
ジャックスのREXカード。特長はただ一つ。ポイント還元率が高いことです。
月間支払額2,000円ごとに25ポイントが付与され、ポイント分は次の支払いから減額させることが出来ます。普段通り、電気代やケータイ代を払えばOKで、変なものを買う必要はありません。
昔は1.75%もポイントが貰えましたが、だんだん下げられ現在は1.25%(´・ω・`)
それでも変な条件が無く、還元率だけでいえばトップクラスであることは間違いありません。(あとはSuicaへチャージしたときのViewカードが1.5%ってとこ位かなあ)。
で、今回は楽天やらANAやらのサービスを使うわけじゃないですか。それぞれ独自のカードを発行しているので、そっちを使ったほうが良いのかな?と思って調べてみました。結論からいうと、
普段のカードで十分。
楽天もじゃらんも、それぞれ専用のカードはあるけど、特にお得になるわけじゃない。はANAカードであれば、飛行機の予約時にボーナスマイルが貰えるけれど、大した量ではない。
(出典:フライトで貯める│ANAカードで貯める│マイルを貯める)
じゃあもう、面倒くさいしいつものカードで良いかな―というのが結論です。まあでもせっかくの機会なので、見直してみるのも良いかもですね。国内線なら、年会費2000円でラウンジが使える(しょぼい方ですけど)楽天プレミアムカードも悪くないかもしれません。
まとめ
正直、数百円単位の支払いでまでポイントを貯めて節約したれ!っていうのはどうかと思うんですよね。ぜーったい手間のほうが多いって、あれ。でも、出張や旅行くらい大きなお金が動くのであれば、きちんとポイントを狙っていったほうがコスパが良いと思います。
個人で調べた範囲ですので、見逃している何かがあるかもしれませんが、皆様のお役に立てれば幸いです。
ではでは、今日はこのへんで。