出張&旅行でポイントを貯める方法のまとめ

出張や旅行などでポイントを貯める方法について、経験から色々とまとめてみたいと思います。

海外旅行&出張行くならGlocalMeはマジで便利なのでオススメしたい

こんにちは、らくからちゃです。

いやー、国内はどこへ行っても暑いですな。東京は東南アジアの大都市の中で一番アツいなんて話もTwitterで流れてきました。去年の今頃はバンコクに行ってましたが、確かにいい勝負だったような気がします。海外に行く際、通信回線は食べ物や飲み物と同じくらいのレベルで生命線と言える存在。空港でレンタル出来るのはありがたいのですが、

  • いちいち予約しなきゃいけない
  • いちいち取りに行かなきゃいけない
  • いちいち返しに行かなきゃいけない

が結構ストレスなんですよね。タイ出張に行っている間は、モバイル端末にSIMカードを差し替えて使っていましたが、これも出張の度にあれこれ準備が必要で案外面倒くさいもんです。

www.travel-point.work

で、ここ最近ですね。こうした海外旅行&出張でのWifi端末準備の煩わしさを一発で解決してくれる素晴らしいアイテムを見つけました。こちらです。

 世界中で使えるクラウドSIMがアツい

そもそもコレは何?かというと、全世界で電源を入れればそのまま使えるモバイルルーターです。完全に『全世界』というわけでもないのですが、下図が対応エリアです。

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(出展:Coverage

普通の日本人が観光・ビジネスで行きそうな国はほぼカバーされています。

通常のモバイルルーターでは、通信契約を結んだときに送られてくるSIMカードの情報をもとに通信をするわけですよね。「クラウドSIM」と呼ばれるタイプの端末では、地域エリアごとに内部のSIMカードの情報を書き換えて、今いる国の通信回線に接続できるって仕組みのようです。

細かいはなしはさておき、これ一台あれば全世界でネットにつながるってところが重要です。

値段もリーズナブル

『でもお高いんでしょ・・・?』『こまけぇコトはええねん。なんぼや!』と、気の短い人のために、料金体系からお伝えします。

本端末でデータ通信をするには、

  1. 場所
  2. 容量
  3. 期間

に応じたチケットを購入して接続することになります。購入時には、

  1. 全世界OK
  2. 最大1.1GB
  3. 365日間有効

のチケットがついてくるのでそのまま使えますが、使い切ったあとは追加で購入することになります。追加チケットの料金は、例えばアメリカ合衆国だと2018/07/16現在でこんな感じです。

地域 容量 期間 値段
アメリカ合衆国 3GB 30日 $22.50
北米全域 1GB 30日 $23.50
アメリカ合衆国 1GB 7日 $9.50
アメリカ合衆国 300MB 1日 $3.50

1GBくらいあれば十分かなー、足らなくなったら買い足そ。くらいの感じであれば、$9.5(ざっくり1000円くらい)で7日間利用することが出来ます。アメリカだけじゃなくてカナダにも行くんだ。ってひとは、ちょっと割高ですが北米全域チケットを買えば無駄が無いかもですね。

レンタルWifiとの比較

じゃあ次に、空港で借りられるWifiと比較してみましょう。

  GlocalMe レンタルWifi
初期投資

¥20,000
(壊れない限りは何度でも使える)

 かからない
通信費用 最大1GB&7日間までなら約1000円 1日で1000円、最大1GBくらい
容量追加 即時OK どうやるんやろ・・・
準備作業 購入してもっていけばOK 予約→受取→返却
(慌ただしいときは大変)

 まずGlocalMeは本体の価格が2万円ほどかかります。これはレンタルWifiには無いコストなのでちょっと痛い。ただその分、通信費用はかなり安くなります。業者にもよりますが、レンタルWifiは、だいたい1日1000円前後&1日の最大容量は1GBほどです。

ただ旅先でそんなにデータ通信をする必要も無いでしょう。ホテルで動画を見たりする場合は、ホテル側のWifiを使えることも多いでしょうし。そう考えると、1回の旅で1GBの範囲であれば、レンタルWifiだと7000円ほどかかるところがGlocalMeだと1000円で済む計算になります。

一番大きなメリットは、事前に予約をし、空港で受け取り、戻ってきたら返却するって手間が無いことですねー。

レンタルWifi業者も在庫を潤沢に持っていますので、そうそう売り切れないと思いますが、直近だとドキドキしますし、予約のやり取りも面倒です。また飛行機に乗る直前&降りた直後って結構ドタバタしますから、「あ!借りそびれた or 返しそびれた!」みたいな事故が生じる不安があります。

GlocalMeだと、個人の持ち物ですので、そうした煩わしさから一切開放されます。旅行や出張で、年に1回以上海外に行くのであれば、すぐに元が取れちゃいますので、マジでオススメです。

国内でも激安で利用可能

いやー、そんな海外行かないしなーという人にも、GlocalMeをアツくおすすめしたいのが、『全世界でも使える』ということは、当然日本国内でも使えるワケなんですよね。で、ココだけの話、

日本国内でも結構お安い

んです。お値段は下記のような感じ。

地域 容量 期間 値段
日本&韓国 1GB 30日 $18.00
日本 3GB 30日 $10.00
日本 1GB 7日 $4.50
日本 300MB 1日 $1.50

 30日間3GB使えて約1,000円!

どうです。会社で契約されているモバイルWifiのお値段。3倍くらいしません?更に、使っても使わなくても2年間縛りになってたりしません?GlocalMeなら、使うときだけ払えば良いので、使わないときの通信費はゼロ円に出来ます。

使用頻度が読めないためモバイル端末を支給できていなかった社員はいませんか?社内で準備しているレンタル端末が、在庫が足らないからといって追加したら、プロジェクトが終了して余りまくって通信費だけが垂れ流しになってるなんてことありませんか??

そういう会社にはうってつけの商品だと思います。(通販番組風)

使い方

ずーっと銭勘定の話ばかりしてきました。そろそろ使い方の話も書いておきたいと思います。

まずこちらの製品ですが、先程ご紹介したタイプについては「G2」「G3」の2つがあります。基本的に新タイプであるG3を選んでおけば良いでしょう。その他に兄弟モデルとしてU2というものがあります。

 バッテリー容量を減らし、液晶も省略し、その分薄く軽くなったモデルです。持ち歩く荷物を減らしたい人はこっちでも良いかも。というのも、結構デカいんですよねー。

端末について

iPhoneSEと比較してみたらこんな感じ。縦横のサイズはだいたい同じですが、厚みが3倍くらい違います。当然、重さも3倍くらい違います(笑)。まあもちろんその分バッテリー持ちも良いのですが、そこは好き好きでしょうね。

起動すると、画面にこんな風に残量が表示されます。鋭い方はお気づきかもしれませんが、OSはAndroidです。

でまあ、接続先情報を表示させれば、SSIDとパスワードが表示されるので、あとはこれを打ち込むだけ。

さらにさらにですが、コチラの端末はSIMカードを2枚まで差し込んで、利用することも出来ます。SIMフリー端末としても使えるってことですね。海外では購入したチケット、国内では契約したSIMで利用する使い方もバッチリOKです。

チケット購入について

チケットの購入は、専用サイトからIDを登録し、そのIDを本体に紐づけ(ログイン)することで行います。今のところ日本語非対応ですが、小学校卒業程度の英語力があれば問題ないかと思います。

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チケットの購入もラクラク。利用したいエリアを選択すれば、当該エリアで利用可能なパッケージがずらーっと並んで出てきます。その中でお好きなもの選んでorder now を選べば良い。

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お支払いは、当然クレジットカードが・・・直接は使えないんですけど、ペイパル経由で利用できます。もともと香港の会社が運営しているからか、アリペイとかWeChatとかUnionPayなどなど中華系の決済方法は豊富です。お持ちの方はこちらでも結構です(笑)。

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なお、チケット単位でPayPalで支払っても良いのですが、GlocalMe側のアカウントにドル建てでチャージしておくことも可能です。都度都度カード決済をするのが面倒な方には、事前チャージが便利で良いかもしれません。

GlocalMeのデメリット

良い話ばかりしても仕方ないので、ここがまだイマイチだなーと思ったところについても書かせてもらいます。

1.まずデカい

主に、この端末で独立して丸一日もつ設計のためには仕方なかったのかもしれませんが、結構かさばります。モバイルルーターのように、PCに接続して充電しながらでも良いのでもう少し小さく・・・という人には邪魔くさいかもしれませんね。

2.チケットのON・OFFが出来ない

チケットは、利用可能なものが、購入順に使われていきます。購入時点でついている「全世界・1GB・365日有効」なチケットって、かなり"強い"部類に入るので、できれば温存しておきたいのですが、国内でしか使えないチケットなどを持っていても、無慈悲にコチラから利用されていってしまいます。

この辺を上手に切り替えて使えるようになれば、更に便利なので要改善ですね。

3.速度は微妙

国内でも利用できますので、会社(東京大手町)の近所で通信速度を図ってみたところ、18時半の帰宅ラッシュの頃で1Mbps出るか出ないかといったところでした。

これまで弊社では、タイ・インドネシアアメリカで利用実績がありますが、遅くて使い物にならない!なんて話は出ていませんが、他の通信手段と比べても余りスピードは期待できないみたいですね。

まだまだ改善のポイントはあるかと思いますが、海外旅行・出張に行くのであれば、中々頼れる相棒になるかと思います。

ではでは、今日はこのへんで。